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【食品ロス削減すごろくを金沢市が公式サイトで公開】
2年生の「プロジェクトデザインII」の成果が社会実装

2026/2/26 NEW

金沢工業大学では、2年次必修科目「プロジェクトデザインII」において学生が提案した企画が、金沢市により「食品ロス削減すごろく」として制作されました。

完成版は金沢市公式WEBページから無料でダウンロードできます。

ぜひご活用ください。

完成した「食品ロス削減すごろく」

「食品ロス削減すごろく」完成までの経緯

金沢工業大学では、2年次必修科目「プロジェクトデザインII」において、地域社会から提示された課題に学生チームが挑戦し、解決策の提案まで行うプロジェクト型学修(PBL)を展開しています。

2024年度の授業では、金沢市より提供されたテーマ

「食品ロスを減らすために ~食べ物の“もったいない”をなくしましょう」

に複数の学生チームが取り組み、日常生活の中で食品ロス削減につながる行動を促進するためのアイデアを検討しました。その中で、金沢市により活用可能な教材として採用され、制作されたのが「食品ロス削減すごろく」です。

お披露目会は2026年2月20日(金)に扇が丘キャンパス?チャレンジラボにて行われ、金沢市環境局ゼロカーボンシティ推進課の担当者や教材の制作に携わった学生、指導教員が参加。完成した教材が紹介されました。

学生自身もお披露目会で初めて完成版すごろくを体験。盛り上がった

当日、学生が市制作の完成版を実際に目にしたのは初めてで、「完成度の高い教材にしていただきびっくりした」との声が上がりました。

学生がすごろくゲームに込めた想い

学生たちは「プロジェクトデザインII」の中で、食品ロス削減にむけてどのようなアプローチが考えられるのか、議論しました。そしてポスター等を使った啓発活動よりも、小学校低学年でも理解しやすく、家族と一緒に楽しみながら学べる教材としてすごろくが有効だと考えました。また金沢らしさにもこだわり、何が「金沢らしいのか」、調査や要素の整理に時間を割きました。こうしてまとめられた「金沢らしさ」の要素も、すごろくの「イベントマス」に採用されています。

制作した学生たちは「食品は誰かが手塩にかけて作り、それを調理したもの。このすごろくゲームで家庭内でも食品ロスを考えるきっかけにしてほしい」とお披露目会で想いを語りました。

完成した教材は金沢市ホームページで公開

今回完成した「食品ロス削減すごろく」は、金沢市公式ホームページにて無料でダウンロードできます。

▼ダウンロードページ(外部リンク)
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/zeroc/ondankataisaku/syokuhinlosstaisaku/30629.html

市が実施する出前講座でも実際に使用されるほか、金沢市内の団体であれば教材の貸し出しも可能となっています。

地域連携による実践的な学びの深化

今回の取り組みは、学生の柔軟な発想が行政施策として具体化し、教材として市民へ提供されるという貴重な成果へつながりました。

金沢工業大学は今後も、地域や企業と連携したプロジェクト型学修を通じて、実社会で価値創造できる人材の育成を推進してまいります。


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